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私は肌が敏感で、化粧水でも肌荒れします。肌荒れしない化粧水はありますか?

たかじん

化粧水を付けただけで肌荒れしてしまう方は案外多いです。僕もそうでした。

 

この記事でわかること

  • 肌荒れしない化粧水の探し方
  • 化粧水で肌荒れしてしまう原因
  • 化粧水で肌荒れしない方法
  • 化粧水での肌荒れを放置した場合(写真)

肌荒れしない化粧水の探し方

化粧水を色々試してみるものの、なぜか肌荒れしてしまうという方、けっこう多くいらっしゃるでしょう。僕もそうでしたから。

で、気になるのが、肌荒れしない化粧水はどうやって探すことができるのか、ということだと思います。

 

結論からお伝えします。

一切肌荒れしない化粧水というのは、残念ながら存在しません。

化粧水には当然ですが何かしらの効能が必ずありますよね。保湿に効くとか、ニキビに効くとか。

で、その効能がある以上、肌にも多少の刺激は入るわけで、完全に肌荒れしないということは、もはやそれはただの水になってしまいます。

僕の経験上、次のような化粧水でも見事に肌荒れしました。

  • 水、グリセリン、尿素だけ配合された化粧水
  • ニキビ治療に特化した消炎作用配合の化粧水
  • セラミドなど保湿成分満載の化粧水

なので、僕の経験則ですが、一切肌荒れしない化粧水は存在せず、宣伝でどんなに「肌荒れしない!」とうたっていても、疑ってみる必要はあります。

以降で解説しますが、肌荒れしないためには、化粧水を新しく変える前に、一定の肌バリア機能を整えておくことが最重要です。

化粧水で肌荒れしてしまう原因3つ

絶対肌荒れしない化粧水なんてないとお伝えしましたが、ではなぜ肌荒れするのか、原因を知っておきましょう。

僕が考える、化粧水で肌荒れしてしまう原因を主に3つ挙げます。

  • 普段使っている化粧水一式を一度に変えた
  • 肌に合わない成分が高濃度で配合されている
  • 肌バリア機能が著しく低下している

上記について、掘り下げて解説していきます。

普段使っている化粧水一式を一度に変えた

これまでAシリーズの化粧品一式(化粧水、乳液、クリームなど)を使っていた人が、もっと魅力的なBシリーズの化粧品一式に変えるとします。

ここで注意すべきこととして、それまで使っていた化粧品一式を一気に変えてしまうと、高確率で肌荒れします。

人の肌は環境変化に慣れていく性質があります。これまでAシリーズを使っていたので、肌はAシリーズの保湿や刺激に慣れています。

そこでいきなりBシリーズの化粧品を使いだすと、肌は急激な変化に対応できず、肌荒れしてしまうリスクが高まるのです。

ですので、化粧品を一度に変えるのではなく、1本ずつ、数日おきに、という感じで少しずつ変えていくことが望ましいです。

肌に合わない成分が高濃度で配合されている

敏感な方ですと、肌に合わない成分というのは確かに存在します。

例えば、よくあるのが合成界面活性剤、防腐剤、ビタミンC誘導体などです。これらの成分が比較的高濃度で配合されていると、肌荒れしてしまう方がいます。

 

肌に合わない成分を見つける方法

自分の肌に合わない成分を探していく方法は「【簡単】自分の肌に合わない「化粧水 成分」の探し方+商品の選び方」で解説しています。

肌バリア機能が著しく低下している

普段から肌にダメージが重なっている方は、肌のバリア機能が著しく低下していることが多いです。すると、ちょっと肌に触れただけで痒くなったり、ニキビができたりします。

肌コンディションが最悪だと、どんなに優しい化粧水をつけたところで、肌荒れしてしまうことがあります。

化粧水で肌荒れしない肌を作る方法

肌荒れはすべての化粧水で起こり得ること、肌荒れしてしまう原因をご説明しました。では、どうすれば肌荒れしない肌を作ることができるのか、気になるかと思います。

僕の経験談から、化粧水で肌荒れしない肌を作る方法は以下のとおりです。

  1. まずは原因となる化粧水を中断する
  2. 肌バリア機能を最低限、回復させる

掘り下げて解説します。

まずは原因となる化粧水を中断する

憧れの化粧水を高いお金を出して購入した場合、肌荒れしても止められず、使い続けてしまいたくなると思います。もったいないですからね。

でも、化粧水の使用で肌荒れしたとわかっている場合、いくら肌荒れを我慢して継続しても、肌荒れが回復することは期待できません

さらに酷くなるのがオチです。

なので、そういう場合はいったんその化粧水の使用を中断してください。そして、肌荒れしてなかった頃に使っていたスキンケアに戻してください

肌バリア機能を最低限、回復させる

肌のバリア機能が弱っていると、肌は外的刺激にさらされ、ますます肌荒れしてしまいます。さらに、どんな優しい化粧水でも肌荒れするリスクがあります。

なので、まずは化粧水で肌荒れしないレベルまで、最低限、肌のバリア機能を回復させておく必要があるのです。やり方は「肌のバリア機能を少しでも回復させる方法5選【敏感肌に効果的】」で解説しています。お金はかからないので、ぜひお試しください。

 

肌のバリア機能が回復したら?

以上の方法により、肌荒れが治まり、肌バリア機能も回復してきたな、と感じた場合には、当初に使う予定だった化粧水を試してみるのもアリです。

それで肌荒れしなければ継続使用でOKです。ただ、また肌荒れした場合、おそらく合わない成分が配合されているのでしょう。成分表示を確認し、自分に合わない成分を調べてみてください。

おすすめ【簡単】自分の肌に合わない「化粧水 成分」の探し方+商品の選び方

化粧水での肌荒れを放置した場合(写真)

最後に、化粧水で肌荒れしているのを放置して、同じ化粧水を使い続けると肌はどうなってしまうのか、僕の経験談からお話しします。

まずは、以下の写真をご覧ください。

化粧水でかぶれた肌

これは、僕が化粧水かぶれを起こし、ニキビが進行し、膿が外へあふれ出し、固まった状態です。

その他、皮膚に赤み、炎症が生じているのが画像からわかるかと思います。

肌のバリア機能が弱っている状態では、どれだけ継続して化粧水を付けようが、なかなか肌質は回復してくれません。

たかじん

なので、合わないな、と感じたら、すぐにその化粧水の使用を中断してください。

まとめ

化粧水で肌荒れした場合は、もったいなくても使用を中断しましょう。そして肌バリア機能が回復するのを待ち、大丈夫そうなら使用を再開するのが良いです。それでもダメなら、合わない成分を特定する作業に入ってください。