(出典:アットコスメ)
キュレル ローションを試したいですが、悪い口コミが心配です。肌が弱いので、成分も気になります。
キュレル ローションの口コミを整理し、配合成分の説明、悪い口コミとの関係まで検証します。肌が弱い方はぜひ参考にどうぞ!
この記事でわかること
- キュレル ローションの口コミ
- 配合成分と説明、悪い口コミとの関係
- お得に購入する方法
名前=たかじん/男/30代/ 幼少期にアトピーを経験。以降ずっと肌が弱く、全身ニキビを始め様々な皮膚病を経験。肌質はインナードライ。肌が弱い皮膚病経験者の目線から、肌質を改善する方法を発信中。
キュレル ローションの商品情報【容量/価格】
キュレル ローションの商品情報について、以下に示します。
- メーカー/商品名
花王 キュレル ローション - タイプ
ボディローション・ミルク(乳液) - 容量
220ml 410ml - 本体価格
220ml-1,300円 410ml-2,300円 - 発売日
2005年 - 受賞歴
2019年ベストコスメアイテム賞受賞(@コスメ)
参照:@コスメ/キュレル ローション
キュレル ローションは乾燥性敏感肌のために開発された、全身に使える乳液タイプのローションです。
乾燥肌だから保湿したい、でも敏感だから強い成分だと肌荒れしてしまう、、という方にお勧めです。
潤い成分としてセラミド機能成分、ユーカリエキスが配合されており、角層の深いところまで浸透していきます。さらに肌荒れ防止成分として消炎剤(アラントイン)が配合されています。
その優しさから、赤ちゃんのデリケート肌にも使用できます。大容量で低価格なので、お風呂上りにもピッタリですね。
それでは実際にキュレル ローションの口コミについて、見ていきましょう。
キュレル ローションの悪い口コミは本当?
キュレル ローションはお肌に優しく、赤ちゃんから使用できて、保湿、肌荒れ対策もしっかりできちゃうコスパ良しのボディローションですが、ネット上では悪い口コミもあったりと、その内容が気になります。
そこで、キュレル ローションの口コミを調査・整理し、配合成分との関係まで検証します。
乾燥肌で、お肌が弱い方はぜひ参考にしてみてください。
キュレル ローションの口コミを徹底調査!
キュレル ローションの口コミについて、良い悪いを含め、アットコスメ、ツイッターで調べてみました。購入前の参考にどうぞ。
口コミまとめ / アットコスメ
(出典:アットコスメ)
アットコスメは、日本最大級のスキンケア口コミサイトです。口コミ評価は星5.1で、なかなかの高評価であることがわかります。アットコスメから良い口コミ、悪い口コミをいくつかご紹介します。
※口コミはその趣旨に忠実に、要約して記載しています。原文は引用元をご覧ください。
良い口コミ
家族全員で使用中。アトピーの夫もこれならしみないと言ってお気に入り。アラントイン成分のおかげでヒリヒリはしない模様。7歳の娘は赤ちゃんの頃から顔、全身に使用している。アトピーが遺伝しないように、とにかく乾燥させないように使い続けている。これからも家族皆で使いたい。
引用元:わいわいわいさん 36歳 混合肌
キュレル ローションは赤ちゃんから使用できるので、安心ですね。全身用なので、顔、ボディと化粧水を選ぶ必要がないのも楽です。アトピーでもヒリヒリしなかったようです。
皮膚科医にすすめられて、ここ数年使用中。ボディだけでなく、顔、髪と全身に使用している。乾燥の激しい冬場はたっぷり、べたつく夏場は少量と、使用量で保湿力を調整できる。癖も匂いもなく、肌馴染みも良し。こってりしたクリームより、これ1本の方が乾燥知らずで驚いた。皮膚の内側からしっとりする感覚。
引用元:ロージィさん 42歳 乾燥肌
この方も顔、体と全身使用のようです。クセ、匂いはなく、肌馴染みもよいようです。クリームは値が張ることが多いので、これ1本で解決できたら、家計にも優しいですね。
お風呂上りに、精製水でコットンパックした後、このローションを手に伸ばして顔全体にぴたぴた塗っている。結果、かなり肌の調子が良くなってきた。ベタベタしないのが好き。でもちゃんと潤う。つっぱっていた感じもなくなった。寝る前には全身にも使っている。肌の痒みもなくなり、どうやら自分は混合肌ではなく、乾燥性敏感肌なんだと知った。ニキビも確実に良くなった。
引用元:ame^^さん 22歳 敏感肌
この方はローションの使用で、乾燥からくるニキビやつっぱり、痒みが解消されたご様子。ベタベタも感じなかったようです。
悪い口コミ
毎年春先、季節の変わり目に肌が敏感になり、風呂上りにも湿疹が出るので、保湿目的で購入。私にはベタベタし、匂いもツンとする。やっぱり湿疹も出てしまい、痒くなったので使用中止。自分には刺激が強かった。
引用元:青8号さん 32歳 敏感肌
この方はとても敏感肌のようで、キュレル ローションでも刺激を感じてしまったようです。おそらく、肌のバリア機能が極端に弱っている可能性があります。
これを使用して、ニキビが増えてしまった。小鼻の皮脂も出て、最悪だった。
引用元:はこばぁーさん 20歳 混合肌
ニキビは毛穴の炎症から生じます。キュレル ローションには消炎成分が配合されているので、ニキビにも効くはずですが、それでもニキビが増えた様子。肌バリア機能が弱っているか、合わない成分があったかと思います。
敏感肌かつ乾燥肌だったが、私には合わなかった。ただ、肌がかなり酷い状態だったので、何を付けてもダメな状態だったかと。
引用元:黒キュンさん 32歳 敏感肌
肌がダメージを受けすぎて、本当に弱っている状態だと、何をつけても肌荒れすることはあります。こういう場合、肌に悪い行為は一切中止し、コンディションを整えてあげるのも一つの方法です。
口コミまとめ / ツイッター
キュレル ローションに関する口コミをツイッターからも探してみました。
化粧水と乳液、ローション
だいたいの肌荒れに効きます!— くのる (@knoru) September 18, 2020
キュレルのローションがおすすめ!
ベタベタせずしっかり保湿されて年中使える◎#いちおしキュレル— なつまま (@XTfFG63N6oCEf5w) September 18, 2020
いつもお世話になりまくり。風呂上がりはとりあえず顔も体にもキュレルのローション。敏感肌の私にも優しい。#いちおしキュレル
— いももちっ娘 (@hPC7tjZW6jrMwhY) September 17, 2020
#いちおしキュレル
キュレルのローション、肌の弱い私でも安心して保湿に使えています。— cip (@cip63325533) September 11, 2020
口コミをまとめると、次のような感じでしょうか。
- ベタベタせずしっかり保湿される
- 敏感肌にも優しい
- 顔も体も使える
キュレル ローションは乾燥性敏感肌のためのローションなので、全身敏感な方でも安心して使えるのが嬉しいですね。
ただ、ベタベタ感は肌質によって、また人によって、感じ方に違いがあるでしょう。
キュレル ローションの口コミを総合的に評価
ここまで様々な口コミをご紹介してきましたが、まとめると次のような感じですね。
- アトピー肌でもしみなかった
- アラントイン成分でヒリヒリがない
- 癖、匂いなく肌によく馴染む
- 皮膚の内側からしっとりする
- ベタベタしないで潤う
- 肌の痒みが引いた
- ニキビが良くなった
- 顔も体も使える
- ベタベタして匂いがツンとする
- 痒くなった
- ニキビが増えた
キュレル ローションは乾燥性敏感肌向けに開発されたローションです。肌に合った方だと、アトピーでもしみないとか、しっかり保湿され、痒み、ニキビが改善したとかいう声が出ました。
肌に合わない人だと正反対で、痒みやニキビが発生しているようです。
化粧品全般に言えることとして、肌が極端に弱い方、つまり肌バリア機能が低下している方だと、悪くない成分でもヒリヒリすることはあります。
実際のところ、ご自分のお肌で試してみるほか判断できない面もありますね。
キュレル ローションの配合成分は?
キュレル ローションの配合成分についてご紹介します。各成分ごとの一般的な用途・説明をネット検索して整理しました。
成分 | 説明 |
アラントイン | 消炎性、保湿剤 |
精製水 | 溶剤(物質を溶液にする性質のある物質) |
グリセリン | 保湿剤、変性剤(香りづけ)、グリセリン(保湿) |
スクワラン | 油剤、エモリエント剤(皮膚から水分を蒸散させない油溶性の成分) |
ヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミド | 保湿 |
ユーカリエキス | 芳香性エキス、防臭性 |
ステアリン酸POEソルビタン | 合成界面活性剤(乳化作用)、乳化剤 |
ジメチコン | 合成ポリマー(乳化剤として働く、皮膚上に皮膜を作る)、閉塞剤(皮膚にフタをする役割がある) |
長鎖二塩基酸ビス3-メトキシプロピルアミド | 保湿 |
ジイソステアリン酸ポリグリセリル | 合成界面活性剤、乳化剤 |
コレステロール | 油剤、乳化安定剤(乳化を安定するために用いるもの、乳化は水と油のように、本来は互いに溶け合わない液体どうしが混じり合った状態にすること) |
イソステアリン酸コレステリル | 油剤、親油性増粘剤(粘度をつける) |
キサンタンガム | 天然ポリマー(天然由来のポリマー。ポリマーとは重合によってできる化合物の意味)、乳化安定剤 |
ステアリン酸ソルビタン | 合成界面活性剤、乳化剤 |
ステアロイルメチルタウリンNa | 合成界面活性剤、洗浄剤 |
コハク酸 | 収れん剤(肌のひきしめ)、pH調整剤(外的刺激に弱い肌状態を適切に保つ)、香料 |
BG | 保湿剤、溶剤、粘度低下剤(柔らかくする成分) |
セタノール | 油剤、乳化剤、乳化安定剤 |
ステアリルアルコール | 油剤、乳化安定剤 |
パラベン | 防腐剤、パラベン(防腐) |
※参照:美肌マニア
悪い口コミを成分から検証
キュレル ローションの悪い口コミの中には、痒み、ニキビ増加といった声がありました。つまり、肌質によっては、皮膚刺激が生じる可能性があります。この点を、配合成分との関係から考察してみます。
一番気になるのが最も配合されているアラントインだと思います。こちらは創傷治療・抗炎症作用などがあり、肌荒れ治療の働きをします。化粧品成分オンラインの調べより、皮膚刺激性はほとんどありませんので、ご安心を。
聞き慣れない保湿成分としてヘキサデシロキシPGヒドロキシエチルヘキサデカナミドがありますが、こちらも皮膚刺激性はほとんどありません。
乳化作用を持つステアリン酸POEソルビタンが配合されてますが、非イオン界面活性剤であり、皮膚刺激性はほとんどないです。同じく乳化作用を持つジイソステアリン酸ポリグリセリルについては、僅かな皮膚刺激を伴う可能性があります。
油分、乳化安定作用としてコレステロールが含まれますが、こちらは軽度の皮膚刺激を引き起こす可能性があります。
乳化作用を持つステアリン酸ソルビタンですが、こちらも軽度の皮膚刺激を起こす可能性があります。
乳化補助としてセタノールが配合されてますが、皮膚炎や皮膚乾燥などの症状が出ている場合、稀にアレルギー型接触皮膚炎が起こる可能性があり、注意が必要です。
同じく乳化補助としてステアリルアルコールが配合されてますが、こちらも軽度の皮膚刺激が生じる可能性があります。なお、アルコールという名前が入ってますが、一般的なエタノールとは別物です。
このとおり、キュレル ローションには僅かから軽度な皮膚刺激を伴う可能性のある成分がいくつか配合されていますが、どれも配合量は少ないと言えます。
消炎作用を持つアラントインの働きがより大きいため、肌荒れ治療に効果を発揮するのでしょう。
さらに、肌バリア機能がよっぽど崩れていない限りは、何の問題も感じない人がほとんどかと思います。それでも刺激を感じる場合には、肌のバリア機能を整えることを最優先に考えましょう。
肌のバリア機能を回復させる方法
肌のバリア機能を最低限、回復させる方法は「肌のバリア機能を少しでも回復させる方法5選【敏感肌に効果的】」をご覧くださいね。
キュレル ローションの使い方
キュレル ローションの使い方を公式サイトよりご紹介します。
- 適量を手にとり、顔やからだにやさしくなじませまる
適量なので、顔に使う場合は500円玉ほどの大きさでいいかと。体に使う場合はお好みの量を使ってください。
乳液タイプなので、化粧水の後でも良し、これ1本だけでも良いでしょう。乾燥の度合いに応じて、使い分けてみてください。
キュレル ローションをお得に購入する方法
キュレル ローションはアットコスメ、ドラッグストア、Amazonや楽天などで購入できます。Amazonでは値下げや送料無料ショップなどもあるので、色々探してみてくださいね。
まとめ
キュレル ローションの口コミを整理し、悪い口コミは配合成分との関係まで検証しました。乾燥性敏感肌の方は、値段が安いので、一度は試してみるのもアリでしょう。顔に使ってヒリヒリしたら体に使う、肌バリア機能を改善してからリトライする、など試してみてください。