行政書士として業務を行うにあたり、絶対に必要となる職印について解説します。

この記事でわかること
  • 行政書士の職印作成は義務?
  • 作成する職印のサイズ、書体について
  • 職印の購入方法

行政書士の職印(しょくいん)とは何か?

職印とは職務で使用する印鑑です。

弁護士や行政書士といった士業が作成する場合には「資格名+個人名」という印影になります。

例えば「行政書士〇〇(氏名)之印」という感じです。士業が使う職印を資格印と呼ぶこともあります。

会社用の職印であれば、「会社名+役職名」という印影になります。

参考までに、以下に行政書士の職印のイメージ画像を示します。「行政書士 山田太郎 之印」と3行にわけて書かれています。

職印のイメージ

(出典:印鑑の匠ドットコム)

上記は印鑑の匠ドットコムというサイトで確認できる職印のプレビュー画像です。

職印のイメージを掴むことはできたでしょうか。

行政書士の「職印」作成は義務です

職印についてわかったところで、行政書士が職印を作る義務があるのかどうかですが、あります。

行政書士は職印を作らなければならないのです。

行政書士会連合会会則81条に次の通り規定があります。

(行政書士の職印)
第81条 行政書士が、業務上使用する職印は、別記様式第一に準じて調製しなければならない。
2行政書士は、法第16条の5第1項又は第2項の規定により単位会の会員となった後、直ちに、前項の職印を押した印鑑紙に氏名を自署して単位会に提出しなければならない。改印したときも、また同様とする。

(出典:日本行政書士会連合会会則)

上記条文の第2項にある「法第16条の5第1項又は第2項の規定」とは行政書士法のことで、行政書士の行政書士会への入会に関して定めています。

つまり、都道府県の行政書士会に入会して会員となったときは、直ちに職印を作成して届出を行う必要があることを規定しているのです。

ちなみに上記条文第1項の「別記様式第一」とは、次のとおり規定されています。

職印の規定(行政書士会)

行政書士会への登録・入会手続きの中で、職印の作成について必ず説明があります。

不明な点は直接事務局に電話して確認すると良いです。

行政書士が作る職印のサイズ(大きさ)と、書体

作成する職印のサイズについては行政書士会から指定されます。

職印は角印といって四角い形をしているので、一辺のサイズを選択できるのです。

僕が所属する行政書士会では、一辺が1.8センチ(18ミリ)の角印を作成しました。所属する行政書士会によってサイズに違いがあるかもしれないので、そこは注意しましょう。

また職印の文字の書体ですが、どうやら決まりはないようです。なのでどんな書体でもOKです。

とはいえ、士業の方々が一般に使用する書体は存在します。

それは「篆書体(てんしょたい)」という書体です。以下の印影が篆書体となります。

職印のイメージ

書体に規定はないとはいえ、多くの士業の方が篆書体を使っていることから、特にこだわりがなければ篆書体にするのが良いかと。

行政書士の【職印】の購入方法

職印ですが、一度作って行政書士会に登録しても、改印することもできます。

ときどき職印は一生ものだから、何万もするような高級なものにすべき、という士業の方がいますが、僕はそこまでお金を出す必要はないと思います。

開業していきなり高価な職印を作らなくても、まずは様子見でそこそこの職印を作っておいて、営業が軌道に乗って稼げてきたら、そこで改めて考えるのが良いかと。

職印の購入方法ですが、ネットで簡単に申込が可能です。

Amazonでも楽天でもいいので、[職印 行政書士]などと検索してみてください。色々なショップが該当するかと思います。

参考までに、次のショップがあります。

 

たかじんたかじん

角印、職印といっても色々あります。ご自分で満足いくまで探してみてください。

まとめ

職印は行政書士にとって作成が必須で、実務を行うにも職印は欠かせません。

行政書士の入会手続きでも必要となるので、なるべく早いタイミングで作っておきましょう。

とはいえ、行政書士会から職印の指示があるので、それに従いましょう。